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マツダ、一汽マツダ汽車販売に増資し販売網を強化
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、このほど、中国第一汽車集団公司(本社:長春、以下FAW)および一汽乗用車有限公司(本社:長春、以下FCC)と合弁で設立したディストリビューター「一汽マツダ汽車販売有限公司」(本社:長春、以下FMSC)への増資を行い、出資比率を従来の25%から40%に引き上げました。
このたびの増資は、近年のFMSCのビジネス拡大に伴いブランドオーナーであるマツダの出資比率を見直したもので、FMSCの販売網と販売台数の拡大を目指します。
FMSCの増資は、株式の第3者割り当てによりマツダが4,950万元(7.1億円)を単独出資して実施しました。その結果、FMSCの資本金は1億元から1億2,500万元となり、FAW、FCC、マツダ3社の出資比率はそれぞれ、従来の5%、70%、25%から、4%、56%、40%となりました。なお、このたびの増資額 4,950万元のうち、2,500万元は資本金に、2,450万元は資本剰余金に充当しました。
マツダは、中国でのパートナーであるFAWグループおよび長安汽車・フォードとの協働により中国事業を拡大しています。
FAWグループとは、2003年3月よりFCCでMazda6(日本名:マツダ アテンザ)の委託生産を開始、その後2005年3月にFAW/FCCと合弁でFMSCを設立し、現在Mazda6、Mazda5(日本名:マツダ プレマシー)、Mazda3 5HB(日本名:マツダ アクセラ スポーツ)、Mazda RX-8を販売しています。FMSCの販売店は設立当初の78店から2009年3月末時点で125店に拡大しており、2009年末にはこれを140店以上とする計画です。FMSCは近々Mazda6睿翼(Ruiyi)を導入して商品ラインアップをさらに強化します。
また、長安汽車・フォードとは、3社の合弁会社である長安フォードマツダ汽車有限公司の重慶工場でMazda3(日本名:マツダ アクセラ (セダン))を、同南京工場でMazda2(日本名:マツダ デミオ)を生産しており、長安マツダ(以下、CAM)の販売網を通じてMazda3 SedanとMazda2を販売しています。CAMの販売網は、2008年1月の52店から2009年3月末で96店に拡大、2009年末には110店以上とする計画です。
マツダはFAWグループ及び長安汽車・フォードとそれぞれ関係を強化して販売網の拡大と商品ラインアップの強化を行い、中国ビジネスのさらなる成長を目指します。 |